金曜日, 11月 09, 2018

佐原・小江戸ウオーキング

香取神宮千葉県香取市の佐原は現在「伊能忠敬没後200年記念」と「日本遺産認定「江戸を感じる街並み」と「ユネスコ無形文化遺産登録の佐原の山車行事」を合わせて盛り上がり中。

利根川白鳥 10月26日、10月例会として「水郷佐原の小江戸巡り」に出かけました。

まずは香取神宮参拝。本殿は元禄13年、徳川幕府によって造営され、国の重要文化財に指定。屋根は檜皮葺(ひわたぶき)、黒漆を基調とした極彩色で装飾されています。

表参道を歩き、巨大鳥居の前で記念撮影。「鳥居は真ん中とお手はだめよ。そこは神様が通るところだから。」などと注意されて杉林の参道を進み「総門」へ。「桜門」を通って「拝殿」に進みました。香取神宮は拝殿と「本殿」が繋がっていて珍しい作りになっているとお店の人から説明を受けました。折り返しは自然豊かな旧参道を下って駐車場へ出て、次の利根川サイクリングロードに向かいました。利根川「川の駅・道の駅」下の河原には既に鴨・バン・白鳥が飛来していて、楽しい雰囲気を醸し出していました。

乗船場弁当を食べた後は、白鳥を見ながらの利根川土手散策。次はいよいよ、重要伝統的建造物群保存地区の散策。

三菱館江戸時代、小野川両岸とその周辺には川岸問屋や醸造の商家が軒を連ねていて、その景観が今でも保存されています。安政2年建築「中村屋商店」天保3年建築「正上(油屋)」天保年間創業「馬場本店酒造」寛政10年建築「旧油惣商店」など数々の伝統的な建築物が保存されています。街並みの中心を流れる小野川には、江戸時代、江戸まで運んだ酒、醤油、米などを船に乗せるための船着き場がたくさん残されています。今では「小江戸さわら舟めぐり」の船着き場に使われています。

その一角に伊能忠敬旧宅、伊能忠敬記念館があります。伊能忠敬は日本で初めて実測による全国地図を作りました。記念館にはその地図と宇宙から撮影した日本地図が展示されています。その正確さにはびっくりさせられます。どのようにして測量して地図に著したかがわかる展示がなされています。緯度経度を天体観測によって計測した様子が分かり、江戸時代の文化には驚かされます。

合計九千歩のウォーキングでした。かとりじんぐうのからすうり