月曜日, 9月 24, 2018

ウォーキング協議会紹介

毎月行っているウォーキングですが、7月例会は台風で中止、8月は酷暑で中止。今度こそと思っていた9月例会も雨のため中止となりました。

これまで千葉県ウォーキング協議会が行ってきた活動は「房総の城跡・自然巡り」「千葉市の史跡・自然巡り」です。

9月例会は泉自然公園散策と東金街道ウォーキングの予定でした。

以前私は白井小学校に勤務していました。市町村合併で、今では白井の地名はなくなり、小学校、中学校、公民館でその地名が残されるだけとなりました。

在籍中、白井の歴史的な遺跡・遺物に魅せられて子供たちとミュージカルを作って公演をした経験があります。題は「泉姫物語」です。地域に残されている竜神伝説と天保の大飢饉の時におきた「多部多農民一揆」の話を基にしたものです。この一揆は領主戸田大学が年貢を増やし石高を増やそうとして、白井地区の農民たちが一気に立ち上がります。時の家老「鱈(たら)沢善右衛門」は年貢を上げるのを止める為に切腹して戸田大学を諫めます。それでも年貢を上げようとしたため一揆が起こります。白井地区では「義士鱈沢善右衛門」と敬って、平和公園横の「最福寺」に墓碑が建立してあります。

泉自然公園の周りには、「東金街道」「佐倉街道」「千葉街道」の古道が残っています。左の写真は泉自然公園横の東金街道の古道です。江戸時代の並木が残されていてそれはそれは美しい古道です。途中に「キツネノカミソリ」の群落も見られ、8月には市民がたくさん訪れます。

東金街道沿いには中世の「中野城」跡、日蓮宗妙興寺と野呂檀林跡、縄文遺跡「八反目遺跡」などの遺跡が見られます。

馬頭観音、一里塚、庚申塔、道祖神、相撲塚、前方後円墳、お杖桜、清水不動、上人塚、多部多城址・・・・

ぜひ、皆さんと歴史散歩をしてみたいと思います。古代から現代までの歴史を学ぶ楽しい散歩ができます。

もう一つ楽しいことは、みんなで野外炊飯をして食べることです。2か月に1回、実施しています。これもウォーキング協議会の特徴です。