子どもが待っている
昨年、再任用として3年ぶりに復帰。今までの民舞や和太鼓の活動を生かして、子ども達の心を一つにする取り組みに力をいれています。
1、「花笠音頭」の取り組み
運動会終了後も休み時間、学級活動の時間、老人ホームとの交流と踊りが続き、見事な踊りに感心。
花がさ音頭だ~いすき
G男
花がさ音頭はね
力いっぱいやって
あせをかくと
すごく楽しいよ。
ぼくが1番すきなところは
みんながまるくなるところだ。
だってみんながわっかになると
みんなの心が
たったひとつの線になって
心がつながっているように思うんだ。
花がさ音頭が宝物になったよ。
2、和太鼓の取り組み
民舞同様、和太鼓は子ども達の心をとらえ、夢中にさせる。「銚子囃子」「太鼓囃子」とレパートリーを広げ、「ねぶたばやし」「ソーラン節」と次々に挑戦していく子ども達は本当に楽しそうである。
音楽の授業を超えて、地域の老人ホームとの交流、バザーなどで演奏するようになる。
アキレス腱を切ってしまい、今年度はハーフの少人数指導となった。
たくさんの子ども達が学習についていくことができず、私を待っている。「先生、教えて。こっちこっち」と手を挙げる。どの子も本当は「分かりたい」「できるようになりたい」と願っている。
休み時間を使って和太鼓の取り組みも続いている。様々な課題をかかえた子ども達が叩きにやってくる。心の充実するひと時なのかもしれない。
子ども達を支援する教員を増やしていく体制が急がれる。
私を待っている子ども達の顔を思い浮かべながら、学校に出かける毎日である。